活発化する桜島「爆発5回 噴火は15回」どう違う?2つの火口の活動は?

鹿児島県の桜島で活発な噴火活動が続いている。きのう18日は、爆発と噴火合わせて20回観測された。
桜島では今月に入ってから、地下のマグマの上昇による山体膨張だと考えられる地殻変動が続いていたが、16日から17日にかけて2回の爆発を含む噴火が10回以上あいついだことで、山体膨張はおおむね解消された。
しかし18日には爆発5回を含む、噴火が20回発生。きょう19日もすでに3回観測されている。
桜島が噴火してた pic.twitter.com/FIGwMiuhvT
気象庁の基準では、火山灰や噴石が火口から100~300メートル範囲を超えた火山現象を噴火とみなしているが、桜島は噴火活動が活発なため、噴火基準を満たすすべての噴火を計測するのは困難であることから、噴煙量を6つの階級に分けて、高さがおおむね1000メートルを上回る「3」以上の噴火を記録。
このうちマグマが上昇する火道内で爆発が発生して地震が起きたり、ドンという爆発音や衝撃波による空気振動が観測された場合は「爆発的噴火」としてカウントされる。
気象庁によると昨年1年間に桜島で発生した噴火は479回(2017年は406回)で、このうち爆発的噴火は246回と、前年の81回に比べて3倍近く多かった。年間の爆発的噴火回数が200回を超えたのは1999年以来、約20年ぶりだ。
GPS衛星を使った地殻変動の観測では、錦江湾の北部の地下深くにあるマグマ溜まりの隆起は、今年2月ごろから変化がなく、依然としてマグマの蓄積が続いていると考えられている。