小池百合子知事「体調が優れない人は外出を控えてほしい」4連休前に呼び掛け

東京都は17日、新型コロナウイルスの感染者が新たに171人確認されたと発表した。1日当たりの新規感染者は3日連続で100人を超えた。重症者は16日から4人増の27人となった。
この日行われた都のモニタリング会議では、感染状況について専門家が「増加傾向がさらに続くと、急速に感染拡大することが強く危惧される」と指摘。一方で、小池百合子知事(68)は、19日から始まる4連休のシルバーウィークについて、5月の大型連休やお盆に都民へ求めた、不要不急の外出自粛や遠出自粛などは求めない方針を明らかにした。小池氏は「体調が優れない人は外出を控えてほしい」と呼び掛けた。
また、10月から東京も追加予定の観光支援事業「Go To トラベル」については「国と協力して進めたい」と述べるにとどめた。政府との連携を巡っては、菅新首相と小池氏の不仲説が取り沙汰されてきた。2012年の自民党総裁選を巡り、小池氏が安倍晋三前首相支持から石破茂元幹事長側に寝返った過去や、最近では国内の感染拡大を菅氏が「東京問題」と発言し、小池氏と舌戦を繰り広げるなど対立を深めてきた。
因縁深い両者だが、小池氏は16日に菅内閣発足を受け「誕生をお祝い申し上げたい」と祝福。「コロナ禍と東京五輪・パラリンピック開催という大きなテーマを抱えており、国難を乗り越えられるよう連携をお願いしたい」と協調姿勢を示した。感染収束への道筋が見いだせない中での「Go To―」の扱いや、五輪開催可否判断などを巡り、両者の関係が雪解けに向かうかにも注目が集まる。