東京都東村山市の渡部尚市長らは28日、3月に新型コロナウイルス感染症のため70歳で亡くなった同市出身のコメディアン、志村けんさんを顕彰する銅像を設置するため、クラウドファンディングで資金を募ると発表した。西武線東村山駅東口に設置予定で、29日から2400万円を目指しスタートする。
銅像プロジェクトは東村山青年会議所、商工会青年部と市でつくる実行委員会が進める。中野陽介実行委員長によると、2021年夏に同駅前の「志村けんの木」付近に設置する計画だ。等身大を想定し、「アイーン」や「だっふんだ」などギャグポーズを検討中で「市民や全国のファンにとって象徴的な、志村さんらしいものを考えたい」。遺族も賛同しているという。
寄付は1口1000円で最大30口。銅像の製作・設置や関連費用に使用する。
渡部市長は「志村さんは昭和から令和まで、笑いの力で元気をくれた。功績を伝え、コロナを乗り越えて次の時代に一歩踏み出すためにも協力をいただきたい」。中野さんは「新型コロナに立ち向かう希望の光になってほしい」と話した。
志村さんに対しては同市議会が6月、名誉市民の称号を授与している。【和田浩明】