27日午後9時5分頃、愛知県犬山市木津の東洋紡犬山工場から出火、鉄骨2階建ての建物などを焼いた。28日午前7時45分頃に鎮火したが、建物内にいた従業員3人が病院に運ばれ、うち2人の死亡が確認された。
県警犬山署の発表によると、死亡したのはいずれも同社社員で、同県一宮市丹羽の高橋清文さん(55)と、岐阜市南鶉の町方暁彦さん(37)。死因は一酸化炭素中毒という。もう一人の男性(34)は、のどなどに軽傷を負った。
工場の説明などによると、食品用の包装フィルムの製造ラインを止めて清掃作業をしていたところ、フィルムを延伸する機械から出火したという。高橋さんと別の従業員が消火器で初期消火を試みようとしたが、黒煙がひどく、断念した。町方さんは隣の製造ラインの担当で、初期消火の応援に駆けつけたとみられる。爆発音がしたとの情報もあり、同署が詳しい状況を調べている。