2日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・後1時55分)では、トランプ米大統領(74)が新型コロナウイウルス検査で陽性と判定されたことを速報テロップで報じた。
宮根誠司キャスター(57)は「これは11月3日の大統領選にもテレビ討論会もありますし、各地遊説もあって、ちょっと大統領選にいろいろな影響が出そうですね」と続けた。
電話出演した外交ジャーナリスト・手嶋龍一さん(71)は「トランプ大統領は初期の段階でコロナ対策で失敗した。そのことで支持率も急落して、かなり厳しい局面になっていたんですが、このところ、一連のコロナウイルスはチャイナ・ウイルス、中国からうつったんだということで対中攻撃を強めて、かろうじて持ち直していたところでした」と説明。
その上で「弱気の象徴だということで今もマスクをしていなかった中での感染。どんなに控えめに言っても、大統領選に大きな影響を与えると言わざるを得ないですね」と続け、「決定的な影響があると申し上げていい。大統領はコロナに打ち勝つんだ、最前線に立つとして、(ライバルの)バイデン候補を自分の自宅に閉じこもっていたとかなり痛烈に批判していた。そうした中で自分が戦いの前線に立てないと言うのは、かなりのダメージになると思います」と結論づけていた。