玉川徹氏「女性はいくらでもうそをつく」を謝罪した杉田水脈氏を「菅総理は、この人を公認するんですか」

2日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)で、自民党の杉田水脈衆議院議員が性暴力の被害などをめぐり、「女性はいくらでもうそをつく」などと発言したとされる問題で、「発言があったことを確認した」と明らかにしたことを報じた。
杉田氏は、9月25日に自民党の会議で「女性への性暴力に対する相談事業」をめぐり、「女性はいくらでもうそをつく」などと述べ、「性暴力被害者を貶めるセカンドレイプで、激しく性差別的だ」などと批判の声があがったが杉田氏は、9月30日まで発言そのものを否定していた。

しかし、自民党の下村政調会長が30日に杉田氏を党本部に呼び、問題の発言に対し、丁寧な説明を行うよう口頭で注意した。これを受け、杉田氏はブログで「当時の私の発言を精査致しましたところ、ご指摘の発言があったことを確認しましたので、先のブログの記載を訂正します。事実と違っていたことをお詫びいたします」と記し、一転して発言を認め謝罪した。
コメンテーターで同局の玉川徹氏は、今回の問題に「本当は論評にも値しないと思っているんです、この人に関しては。でもあまりにも繰り返すので、さらに言えば自民党の比例区の議員なんですよね。そういうことがあってここはちゃんと言わないといけないんです」とした上で「今回の件も何となく思ってもないことをたまたま言っちゃったっていう話じゃなくて、ずっと似たようなことを繰り返しておっしゃっている」と過去の杉田氏の発言を引き合いにだした。
その上で杉田氏が安倍政権で自民党の比例単独1位で当選していることを指摘し「菅総理は安倍政治を引き継ぐっていっているんですけど、引き継いでいいことと引き継がなくていいことがある。次選挙あると思うんですけど、この人をまた公認するんですか?と問いたい」と訴えていた。