合成麻薬LSDを使用したとして、兵庫県警明石署は3日、麻薬取締法違反の疑いで同県明石市の少年(18)を再逮捕した。少年は同居の義母(42)を殴り死亡させたとする傷害致死容疑でも逮捕・送検されていた。同署は薬物の入手経路についても調べる。
再逮捕容疑は9月12~13日、明石市内でLSDを使用したとしている。容疑を認めている。
明石署によると、少年は9月13日未明ごろ、自宅アパートで義母の顔を殴りけがをさせたとする傷害容疑で逮捕された。義母は同日、搬送先の病院で死亡。死因は急性硬膜下血腫などとみられ、同署は容疑を傷害致死に切り替え送検していた。
少年は逮捕時、もうろうとした状態だった。明石署が尿を調べたところ、LSDと大麻の成分が検出されたという。