中国から金塊約120キロ(約5億5000万円相当)を関西国際空港に密輸しようとしたとして、大阪府警は7日、貿易会社社長の崔元均容疑者(36)=中国籍、東京都目黒区=ら5人を関税法違反などの疑いで逮捕したと発表した。消費税がかからない外国で仕入れた金を密輸して転売することで、消費税分の利益を上げようとしたとみている。
逮捕容疑は2019年5月31日、上海から輸送した段ボール9箱の中に金塊計120キロを隠して密輸し、消費税など約4385万円の支払いを免れようとしたとされる。5人とも容疑を否認している。金塊は税関がX線検査で発見して押収した。
国際捜査課によると、崔容疑者は税関への手続きを代行する通関士の資格を持つ楊雷容疑者(39)=同、大阪府泉佐野市=らと共謀し、輸入品目を「バッグ」と記載するなど税関に虚偽申請していたという。【堀祐馬】