盛岡八幡宮のさい銭箱を盗んだとして、岩手県警盛岡東署は7日、自称盛岡市の無職、小原長蔵容疑者(71)を窃盗容疑で逮捕した。八幡宮の担当者は「さい銭泥棒は聞いたことがあるが、さい銭箱ごと盗むというのは例がない」と話している。
逮捕容疑は6日午前11時15分ごろ、盛岡八幡宮(盛岡市八幡町)の拝殿から数十メートル離れた、「末社」と呼ばれる小さな社のさい銭箱1箱を盗んだとしている。容疑を認めているという。
同署などによると、小原容疑者はドライバーのようなものでさい銭箱をこじ開けようとした後、固定していたネジなどを外して箱ごと持ち去った。八幡宮関係者からの通報で捜査していた同署員が、翌日現場付近を歩いていた小原容疑者から事情を聴き、逮捕した。さい銭箱は、敷地内の林に捨てられていたという。
八幡宮の宮司代務者、新山敏彦さん(53)は「おさい銭は、参拝者が神様にお供えするもの。非常に罰当たり」と語った。【山田豊】