長野市は7日、長野赤十字病院に勤務する20歳代男性と、同病院に入院していた90歳代女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同病院での感染者は計8人。市は、同病院の医療従事者が手指の消毒を頻繁に行わず、手袋やマスクなどの着脱もマニュアル通りではなかったことで、院内感染が広がった可能性があるとしている。
市によると、男性は感染が確認された入院患者の病室を担当し、6日の検査で陽性が判明した。女性は別の疾患で9月10日に入院。同じ病室で感染者が出たことなどから、3回検査したが全て陰性だった。その後、この男性が陽性と判明したため、検査したところ陽性となった。男性は軽症、女性は無症状という。濃厚接触者は男性4人、女性5人。
市保健所の小林良清所長は「防護具の表面は患者の体液で汚染されており、自らの手肌に触れないよう外すべきだが、マニュアルに沿わない対応だった可能性がある」と指摘した。
一方、長野県も7日、軽井沢町の20歳代女性1人が感染したと発表した。発症前2週間以内に首都圏に10日間ほど滞在した。県内の累計感染者数は316人。