「こんな場所になぜ」金沢競馬場にサル侵入、場外馬券販売を4時間中止

12日午前7時半頃、金沢市八田町西の金沢競馬場内に成獣とみられる野生のサル1匹が侵入した。人や馬に被害はなかったが、捕獲作業などのため、同競馬場では、午前9時から約4時間にわたり場外馬券の販売を中止した。
石川県競馬事業局によると、出勤中の同競馬場関係者が、高さ約1・7メートルの塀を越えて場内に侵入するサルを目撃。その後、スタンド棟やパドック付近、

厩舎
( きゅうしゃ ) 地区などで相次いで目撃された。同市職員や金沢東署員ら約25人が捕獲作業を行ったが、捕まえることはできなかった。
サルは午前11時10分頃、同競馬場北側のフェンスを越えて逃げたとみられ、安全が確認された午後1時から場外馬券の販売を再開。同競馬場の担当者は「ご迷惑をおかけし申し訳ない。お客様の安全を第一に考えた措置なので、ご理解いただければ」とコメントした。
同市環境政策課によると、11日午後5時20分頃にも、競馬場から約3キロ離れた同市東蚊爪町で体長約80センチのサルが目撃されており、競馬場に侵入したサルと同一個体とみられている。担当者は「サルが国道8号を越えて競馬場周辺に出た例は聞いたことがない。なぜ、こんな場所にいるのか」と話していた。