11月15日に開催される「ミス東大コンテスト2020」の候補者が、運営に対しての不信感を告発し騒ぎになっている。 候補者のひとりである神谷明采さんは10月16日にTwitterで、ミス東大の運営をする東京大学広告研究会のセクハラや運営体制への批判を投稿した。
<セクハラについてです。外部へのお披露目に先行して、内部でファイナリストお披露目会というものがあるのですが、そこで広研の方に皆の前で、生々しい性的な質問を複数されるなど、不快なセクハラがありました>
<今まで、公平性を期すようファイナル当日についても席や投票券の買い占めを防ぐ、と説明されていましたが、具体的にどうするのか質問したところ、誤魔化されました。 その後、運営の都合上、席の買占めも可能なシステムになっている上、当日も無制限に投票できる旨を一方的に告知されました> 運営体制について神谷明采さんは、Twitter投稿の前日15日に配信したインスタライブで詳細を明かしている。 ミス東大のグランプリの決定方法はファンの投票だ。神谷さんによると、運営は最初、投票の公平性を保つために、大会当日の投票券の買い占めができないようにする予定だったという。 運営は、開催資金が足りないとわかりながらも、当日の会場に高価なホールを使うと決め、費用を補填するために、250万円を目標としたクラウドファンディングを決行したそうだ。これは候補者に無断でスタートしたという。そして、クラウドファンディングが目標額に届かないとわかると、投票券の購入枚数を無制限にすることにしたという。 候補者への説明が二転三転しているにもかかわらず、運営側は基本的に謝罪をしない姿勢だといい、他の候補者が問題点についてLINEで指摘すると、「不用意な発言は控えろ」などと言われたようだ。 さらに、神谷さんのInstagram経由で仕事の依頼が来ても、運営の対応が遅いことが原因で仕事が流れてしまうこともあったそうだ。 神谷さんは、“課金ゲーム”のようになっている現状に疑問を呈し、「ファンの方々にお金を出してもらっているのが心苦しい、お金をかけないで大会を開催する方法はいくらでもある」と涙ながらに吐露。ミスコンの辞退も示唆した。
<このまま公平性や不健全な、運営が満足するような運営の仕方をこの1カ月間し続けるような場合は、私はミス東大を辞退させていただく可能性があります> 神谷さんは「運営に嫌われることはグランプリから遠のくこと」とわかりながらも、来年以降もミスコンを開催するのであれば変えていかなければいけないと思い、告発を決意したという。
大学ミスコンでの候補者と運営側とのトラブルは昨年も問題になった。昨年9月、「ミス慶應コンテスト2019」において、コンテストのプロデューサーである40代の会社代表A氏から候補者のひとりがセクハラ被害に遭ったと「週刊文春」(文藝春秋)が報じたのだ。 運営は「事実と異なる」と否定したが、候補者はセクハラは事実だとSNSで反論。運営に脅されて「セクハラ行為は一切受けておりません」との陳述書を書かされたといった内情を告発し、事態はさらに炎上。結果、「ミス慶應コンテスト2019」は中止になった。 クラウドファンディングで資金を集めていることもあり、「ミス東大コンテスト2020」の運営には説明責任があるだろう。