電子マネーを使った詐欺の被害を防いだとして、大阪府警布施署は7日、コンビニ店の店員(45)に感謝状を贈った。
同署などによると、店員は8月中旬、来店した70歳代男性から電子マネーの購入方法を尋ねられた際、不慣れな様子を不審に感じて使い道について質問。男性が「知らない人から『金もうけのための手数料として3000円分を購入するように』と指示された」などと答えたため、詐欺を疑って110番した。
和田芳樹署長から感謝状を受け取った店員は「私も高齢の祖父母や両親がいるので、被害を防げたことはうれしい。今後も、みんなで詐欺防止の店づくりができれば」と話した。