愛知県で2019年に開催された国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」を巡る対応に問題があったとして、芸術祭実行委員会の会長を務めた大村秀章知事の解職請求(リコール)を目指す「愛知100万人リコールの会」は4日、県内54市町村のうち、署名期間が終了した49市町村の署名を各選挙管理委員会に提出した。
県の9月時点の試算で、リコールには県内の全有権者約613万人中、86万6500人超の署名が必要となる。同会の会長で美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長は4日、現時点で署名総数は把握できていないとした上で「感触では80万人分以上あるという自信はある」と名古屋市内で報道陣に語った。
首長選などのため署名期間が中断した岡崎市や稲沢市など5市町では12月まで署名集めが行われる。最後となる岡崎市の署名が提出された時点で総数が必要数に達していれば、選管が署名の重複などをチェック。有効署名が必要数に達した場合、知事解職の是非を問う住民投票が実施され、過半数の賛成で知事は失職する。【野村阿悠子】