「暴力団とつながり」ネットで同僚議員を中傷 茨城・城里町議に賠償命令

インターネット上の掲示板に中傷を書き込まれ、名誉を傷つけられたとして、茨城県城里町議会の小圷(こあくつ)孝町議(69)が杉山清町議(70)を相手取り、慰謝料など約284万円を求めた訴訟の判決が4日、水戸地裁であり、数間優美子裁判官は杉山町議に約145万円の支払いを命じた。
判決によると、杉山町議は2018年8月、ネット掲示板に、当時議長を務めていた小圷町議を「バカ議会議長」と名指しし、暴力団とつながりがあるなどと書き込んだ。
裁判で被告側は「(杉山町議の)タブレット端末を使った第三者が書き込んだ」と主張。数間裁判官は判決で、端末を紛失したと主張している時期の1カ月後に業者に端末の交換補償を求めていたことを指摘。杉山町議本人が書き込んだと認定し、「暴力団とのつながりがあると示したことで社会的評価を低下させた」と判断した。
小圷町議は取材に対し「2年以上時間がかかったが、杉山町議には謝罪してほしい」と述べた。【森永亨】