専門家「歓楽街からの感染拡大、どこでも起こり得る」…北海道の感染者急増

北海道で感染者が急増している状況について、国立国際医療研究センターの大曲貴夫・国際感染症センター長は「接待を伴う店の従業員や客は活動的で、他の地域に感染を広げやすい。北海道でも家庭や医療機関、介護施設へと拡大した可能性がある」と指摘する。
大曲氏は東京都内の繁華街で発生したクラスター(感染集団)の事例を踏まえ、「歓楽街からの感染拡大はどこでも起こり得る」とした上で、「従業員も客も体調が悪ければ感染を疑い外出を控えるべきだ。飲食店では斜めに座り、箸の共用をやめてほしい」と呼びかける。
湿度が低いと、

飛沫
( ひまつ ) が遠くまで届きやすくなることが分かっている。暖房で室内が乾燥しがちな冬の到来が迫るなか、感染のリスクが高まることも懸念されている。日本感染症学会理事長の舘田一博・東邦大教授(感染症学)は「マスクの着用や室内の換気、手洗いなど、基本的な対策を徹底すべきだ」と強調する。