ガス点検強盗にご注意 「不審なら110番」

ガスの点検などを装って現金などを奪う強盗事件が相次いでいることを受け、東京ガスと警視庁府中署は10日、京王線府中駅(東京都府中市)で、業者を装った訪問に注意するよう通行人らに呼び掛けた。
高齢者を狙い、ガスや電気などの点検を装い民家に侵入する強盗事件は、今年8月以降、首都圏で相次いで発生。この日は、東京ガスの社員や府中署員らが「ガス点検会社などを装った訪問や不審電話にご注意ください」「在宅中でも必ず施錠し、インターホンやドアスコープを活用して」などと記されたビラを配った。
東京ガスの作業員の制服を見本で示したり、定期点検などを行う際には、事前に案内文を配布して訪問の予定日を知らせていることなども紹介。府中署生活安全課の小林勝也課長は「訪問を不審に感じたら、110番通報してください」などと呼び掛けた。