菅首相、バイデン氏と12日にも電話会談=米新政権と関係構築急ぐ

菅義偉首相は、米大統領選で勝利を確実にしているバイデン前副大統領と12日にも電話会談する方向で調整に入った。複数の政府関係者が11日、明らかにした。日米同盟の強化、拉致問題を含む北朝鮮への対応などで連携を確認し、早期の関係構築を図る。
日本政府内では当初、現職のトランプ大統領に配慮する見方もあったが、バイデン氏が英国、ドイツ、フランスなど欧州諸国の首脳と相次いで電話会談したことを踏まえ、日本も対応を急ぐ必要があると判断した。首相は8日、バイデン氏にツイッターで祝意を表明したが、先進7カ国(G7)では最後だった。
[時事通信社]