兵庫県尼崎市南武庫之荘の住宅街で18日午前0時15分頃、民家に銃弾が撃ち込まれる事件が発生した。捜査関係者によると、民家は特定抗争指定暴力団「山口組」系組織の関係先。3か所の弾痕が確認され、うち一つは玄関ドアを貫通していたという。同市内では、昨年から暴力団関連の銃撃事件が相次いでおり、市民からは不安の声が聞かれた。
近くに住む女性(77)は、「パン」という発砲音が3回立て続けに聞こえたといい、「一度で終わらないのではないか」と声を震わせた。市立立花西小学校で見守り活動をする男性は「またか、とみんなおびえている。気を引き締めて活動したい」と話した。
同市内では昨年11月、特定抗争指定暴力団「神戸山口組」の幹部が自動小銃で銃撃され死亡。今月3日には、神戸山口組幹部ら2人が路上で銃撃され、対立する山口組系の男2人が殺人未遂容疑で逮捕された。尼崎北署は、今回の発砲事件は報復の可能性が高いとみて捜査している。
市は事件を受け、防犯パトロール車の巡回を強化。警察も児童の登下校時に通学路などで警戒する。