20日午前3時45分ごろ、長野県消防学校(長野市篠ノ井東福寺)の屋外の放水訓練場で、木造平屋建ての模擬家屋から出火して消防が駆け付ける騒ぎになった。約40分後に鎮火し、けが人はいなかった。実習で家屋を燃やした火が完全に消えていなかったとみられる。
同校では毎年、火災原因調査などに必要な知識や技能を習得する「火災調査科」の研修の一環として、実際に建物を燃焼させて発掘調査などの実習を行っている。19日午後2時ごろ、県内の13消防局・本部の消防士37人が参加した実習で燃焼した模擬家屋が、約14時間後に再燃し、近隣住民が119番した。
出火原因について、同校は翌日の研修のために現場保存したため火種が残っていたとみており「消防機関として恥ずべき事態。今後このようなことがないよう見回りを徹底していく」と話している。【皆川真仁】