新型コロナ国内死者2000人に 大阪や沖縄で増加目立つ

新型コロナウイルスによる国内の死者は22日、北海道などで新たに6人確認され、累計2000人となった。東京では7月以降、死者の増加ペースが緩やかになっているが、大阪や沖縄などは増加が目立っている。新型コロナによる死者は2月13日に初めて確認され、7月20日に1000人を超えていた。
都道府県の発表資料などをもとに毎日新聞が集計した。「第1波」となった5月は死者数が400人を超えたが、6月は感染者の減少に伴って100人以下と急減。しかし、夏になると「第2波」に見舞われて再び増加に転じた。その後は大幅には死者数が減らないまま「第3波」を迎えており、今後増加ペースが速まる可能性がある。【島田信幸】新型コロナウイルスによる国内の22日の死者数は7人で、累計2001人となった。死者はこれまで42都道府県で確認され、全体の死者数が1000人に達した7月20日時点より9県増えた。新型コロナの被害が地方に拡大していることを改めて示した形だ。東京都では7月以降、死者の増加ペースが緩やかになっているが、大阪府や沖縄県などの増加が目立っている。
都道府県の発表や、クルーズ船と空港検疫で確認された死者計14人の資料などをもとに毎日新聞が集計した。性別や年齢などを非公表とする自治体もあるが、取材などで確認できたものはカウントした。
性別では男性1118人、女性662人。年齢別でみると80代が34%で最も多く、70代以上で74%を占めた。60代は8%、50代は3%だった。
都道府県別にみると、東京都479人、大阪府277人、神奈川県185人――の順となっている。
死者数の推移をみると、「第1波」の到来で5月は400人を超えたが、6月は100人を下回った。しかし、夏になると「第2波」に見舞われ、8月と9月の死者数は300人近くにまで増えた。その後は大幅には死者数が減らないまま「第3波」を迎えており、今後増加ペースが速まる可能性がある。
全体の死者が1000人に達した時点で最も多かったのは東京都の327人で、北海道102人、神奈川県98人、大阪府は86人だった。一方、1001人から2000人までは、大阪府が191人で152人の東京都を抜いて最多。神奈川県87人、福岡県73人と続く。沖縄県も61人で、1000人までの7人から大幅に増えている。鹿児島県や岡山県、福島県など9県は、全体の死者数が1000人に達するまで死者はゼロだった。【島田信幸、内橋寿明】