群馬県、GoTo継続…山本知事「暮らし守るため経済も回す」

新型コロナウイルスの感染が全国的に再拡大し、政府が見直しを表明した需要喚起策「Go To キャンペーン」について、群馬県の山本知事は22日の臨時記者会見で「現時点では継続する」との見解を示した。県内の感染状況が、国が判断材料とする基準を下回っていることや、キャンペーンが感染拡大につながった事例がないことを理由に挙げている。
政府は、観光支援事業の「Go To トラベル」について、感染状況が一定水準に達した都道府県を目的地とする旅行の新規予約を、各知事の判断をもとに一時停止する方針。飲食店支援事業の「Go To イート」についても、プレミアム付き食事券の新規発行やポイント利用の一時停止を検討するように、都道府県に要請するとしている。
山本知事は「県民の暮らしを守るために経済も回さなければならない」と強調し、「現時点で行く人、来る人を止めることはしない」と述べた。ただ、県内でも感染者が増加傾向にあることから、「今後の状況では一歩進んだ対応を取ることはある」とも語った。
県内では11月以降、飲食や会食を通した感染者が増えている。県は各飲食店に感染防止の徹底を求める文書を改めて配布しており、今後は関係団体と連携し、直接訪問で注意を呼びかけていくとしている。