「競りで落札された最も高額なカニ」として一時はギネス世界記録に認定され、鳥取県立とっとり賀露かにっこ館(鳥取市賀露町西)で飼育されていたズワイガニが23日、死んだ。同館の発表によると、寿命とみられるという。
このカニは雄で、2018年11月の水揚げ時の甲幅は14・6センチ、重さ1・28キロ。県産の最高級ブランド「
五輝星
( いつきぼし ) 」の基準を満たしており、同7日の初競りで200万円の値が付き、当時のギネス世界記録として認定された。
ズワイガニの寿命は15年程度で、このカニの水揚げ時の推定年齢は12~16歳。落札した「かねまさ・浜下商店」が同館に寄贈していた。同館での飼育日数は737日間と最近2年を超えたばかりで、「ご長寿ガニ」として話題になっていたが、1か月ぐらい前からエサを食べる量が減っていたという。
同館の山崎嘉彦館長は「このカニを見るために来館された方も多く、2年間よく頑張ってくれた。天寿を全うしたと思います」と話していた。