新型コロナウイルス感染拡大を受け、北海道は25日、札幌市内の接待を伴う飲食店への休業要請に踏み切る方針を固めた。今月27日までとしていた集中対策期間を2週間延長し、12月11日まで対策を強化する。26日に道対策本部会議で正式に決定する。
道や札幌市の関係者によると、現在、札幌市の歓楽街ススキノ地区の接待を伴う飲食店に午後10時~午前5時の営業自粛を要請しているが、対策を強化し、市内全域の接待を伴う飲食店に休業を要請する。応じた場合に支援金を出す方向で道と札幌市が調整している。応じない店の利用を控えるよう道民に呼びかける。道独自の警戒ステージは札幌市が「4」相当、全道が「3」を維持したまま対策を強化する見込み。
さらに、政府の観光需要喚起策「GoToトラベル」からの札幌市の除外を受けて、道民の道内旅行で最大半額を割り引く「どうみん割」も一時停止する。どうみん割は観光事業者への支援策として7月に開始し、事業費49億円だった。
道は26日に鈴木直道知事と札幌市の秋元克広市長が経済団体との懇談会を開き協力を依頼する。その後、対策本部会議で正式に決定し、鈴木知事が記者会見で道民に協力を呼びかける。【山下智恵、源馬のぞみ】