27歳男、二審も無期懲役=山梨の強殺、強盗致死―東京高裁

2016年に山梨県甲州市の会社員が殺害された事件や、甲府市の会社役員が襲われ死亡した事件で、強盗殺人や強盗致死などの罪に問われた無職武井北斗被告(27)の控訴審判決が1日、東京高裁であった。平木正洋裁判長は、無期懲役とした一審甲府地裁の裁判員裁判判決を支持し、弁護側と検察側双方の控訴を棄却した。
平木裁判長は両事件について、一審と異なり「計画性は相応に高い」と認定。一方で、強盗致死事件に殺意が認められないことなどから、死刑には「ちゅうちょを覚えざるを得ない」とした。
甲府地裁は昨年11月、「刑事責任は重大だが、計画性が高いとは言えない」などとして、死刑求刑に対し無期懲役を言い渡していた。
判決によると、武井被告は16年11月、仲間の男3人と共謀し、貴金属買い取り店から金品を盗むため、甲州市に住む店長の斉藤弥生さん=当時(36)=を殺害して店の鍵や車を奪った。同年8月には、甲府市の会社役員若宮利雄さん=同(73)=を強盗目的で襲って死亡させた。
[時事通信社]