1日放送のTBS系「news23」(月~木曜・後11時、金曜・後11時半)で、菅義偉首相と東京都の小池百合子知事が1日、首相官邸で会談し、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めをかけるため、政府の観光支援事業「GoToトラベル」の東京発着の旅行について、重症化リスクの高い65歳以上の高齢者や基礎疾患のある人を対象に利用自粛を呼び掛けることで合意したことを報じた。
スタジオでは今回の会談で菅首相は都側から「自粛を呼びかけたいという要請があり私からは都の対応として理解できると話した」と述べたことを伝えた。一方で小池知事は「私どもは(都としては)停止で要請した。いろいろ考えて自粛という結論に」と述べ、停止を求めた小池氏と自粛に落ち着いた菅首相との間で温度差があったことを報じた。
スタジオでアンカーの星浩氏は「小池さんからすれば感染をできるだけ抑えたいということで強い措置、停止を呼びかけたんでしょうが、菅さんは観光への影響をできるだけ小さくしたいということで自粛となったんですが、結果としては足並みの乱れが露呈してしまった」と指摘した。
また、自粛の呼びかけの期間は今月17日までとなっているが「国交省は自粛措置でも旅行業者は、事実上、予約を押さえ込むので効果はあるんだというんですけど、自粛自体わかりにくいですよね。窓口は混乱する可能性はありますし、曖昧な合意は旅行業者、利用者にしわ寄せになっている」と指摘した。
さらに「17日までなんですけど、ここで効果が出ないと年末により強い措置が必要になる。場合によっては緊急事態宣言になりますんで、天にも願うつもりでやっているんですが、実際聞いてみますと、効果のほどはよくわからないということで手探り、綱渡りだということだと思います」と解説していた。