神戸市の自動車専用の有料道路「ハーバーハイウェイ」(10・5キロ)で夜間に通行する車両への料金の徴収漏れが2015年度以降、少なくとも13億円超に上ることがわかった。ノンストップ自動料金収受システム(ETC)などはなく「タダ乗り」が横行していた。
ハーバーハイウェイは、新港―摩耶ランプと摩耶―高羽ランプに分かれ、年計約1000万台が利用。料金は1区間110円、2区間210円。徴収は摩耶ランプにある料金所で行う。
夜間の通行が少ないため、午後8時から翌午前8時を無人とし、料金箱を置いて支払いを求めていたところ、15年度から今年10月まで約1230万台の夜間利用があったが、少なくとも計13億6000万円が徴収できていないとみられる。
市は「経費を抑えるため、無人対応が合理的と考えた」と釈明し、「看板を設置するなどして支払いを呼びかける」としている。