菅首相は4日、首相官邸で記者会見し、8日に決定する追加経済対策で、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標に向け、環境分野の技術革新などに投資する企業への支援策として2兆円の基金を創設する意向を表明した。デジタル関連で1兆円超の関連予算も計上し、新型コロナウイルスの感染拡大で疲弊した経済の再生を進める決意を示した。
記者会見は、4日に臨時国会が事実上閉会したことを受けて行われた。首相の記者会見は、9月16日の就任時以来、外遊時を除いて約2か月半ぶりだ。
首相はこの中で、「環境と成長の好循環に向けて発想の転換を行うため、環境投資で一歩大きく踏み込む」と意欲を示し、2兆円の基金で今後10年間にわたり企業を支援していくとした。