はやぶさ2、軌道変更に成功 地球と火星の間の小惑星目指す

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、探査機「はやぶさ2」が次の小惑星へ向かうための軌道変更に成功したと明らかにした。
はやぶさ2は小惑星リュウグウの岩石が入っているとみられるカプセルを分離した後、5日午後3時半過ぎから、3回に分けて約30秒ずつ化学エンジンを噴射。地球へ突入する軌道から離脱した。
先代の探査機「はやぶさ」は化学エンジンが故障していたため、軌道変更ができず、カプセルと一緒に大気圏へ進入し、燃え尽きた。はやぶさ2は、地球と火星の間にある小惑星「1998KY26」を目指す。
相模原市中央区のJAXA宇宙科学研究所の管制室で見守った津田雄一・はやぶさ2プロジェクトマネジャーは、メンバーから噴射の結果を聞き、「素晴らしいですね。(軌道離脱噴射)完全終了です。おめでとう」と宣言。管制室は笑顔に包まれた。【永山悦子】