《独自》全国大会出場校 山辺高サッカー部員が飲酒 寮内で複数人 奈良

奈良県立山辺高校(奈良市)のサッカー部員約10人が寮内で飲酒していたことが8日、学校関係者への取材で分かった。同校サッカー部は31日に開幕する第99回全国高校サッカー選手権に初めて出場する予定で、吉岡敏之校長は産経新聞の取材に「寮の管理体制が甘かった。軽率な行為でおわびしたい」と話している。
関係者らによると、8月と9月の計2回、サッカー部の寮の一室で2年生部員約10人が、近くの店舗で購入した酎ハイなどを飲酒したという。学校側に今月情報提供があり、発覚。聞き取りをした結果、全員が飲酒を認めた。
寮は学校のそばにあり、全部員約40人が2~3人ずつ部屋で生活している。飲酒当時、部屋には部員だけがいたという。飲酒した部員は現在、部活動に参加していない。
サッカー部は、平成29年から食品会社「天平フーズ」(奈良市)が経営する「ボスコヴィラサッカーアカデミー」と提携し、元Jリーガーを監督に迎えるなどして強化を図っている。昨年の県大会で8強入りし、今年11月に行われた県大会では初優勝を果たして全国大会出場を決めた。
吉岡校長は取材に対し、「全国大会への出場については県教委とも相談し、どうするかこれから検討したい。今後は保護者と連携しながら指導を徹底したい」と説明している。