殺人放火、遺体に直接ガソリンか 愛知・半田のブラジル国籍姉妹

愛知県半田市で2015年、全焼した県営住宅の一室からブラジル国籍の姉妹の遺体が見つかった殺人放火事件で、遺体に直接ガソリンがまかれた形跡があることが9日、県警半田署捜査本部への取材で分かった。捜査本部は、現住建造物等放火の疑いで逮捕したペルー国籍のラ・ロサ・ビテ・エドガルド・アントニー容疑者(34)が姉妹殺害後に火を付けた疑いも視野に経緯を調べる。
捜査本部は同日、容疑者を送検した。
容疑者は黙秘しているといい、捜査本部は交際を巡るトラブルがあったとみている。姉妹には首を絞められたような痕があった。
遺体の状況から死後に放火されたとみられる。