トラック運送会社「カトーレック」(東京都江東区)が2014年の消費税増税以降、下請けの配送業者への業務委託料に増税分を反映させていなかったとして、公正取引委員会は10日、消費税転嫁対策特別措置法違反(買いたたき)で、増税分の支払いと再発防止を勧告した。
公取委によると、同社は消費税が8%に引き上げられた14年4月以降、税込みで契約していた配送業者345社に対し、増税前の委託料を据え置いていた。今年10月までの未払い額は計約8000万円に上る。
同社は公取委の調査に「業者の請求通りに支払えばよいと考えており、税込みで定めた委託料に税率引き上げ分を上乗せしなければならないという考えに至らなかった」と説明したという。
[時事通信社]