政府は、国家公務員総合職試験に、情報処理技術などの専門知識を問う「デジタル」区分を新設する方向で検討に入った。来年9月の創設を目指す「デジタル庁」などの省庁に専門人材を確保し、行政のデジタル化を加速させる狙いがある。
デジタル区分は、2023年4月入省者を選考する22年度の試験から導入する見通しだ。情報システムの構築やサイバーセキュリティーなどに詳しい人材を選抜する。採用者は、最大数十人程度と想定している。例年、大卒と大学院卒で計約170人程度採用する工学区分の人数を減らし、デジタル区分に充てる案が浮上している。