96年の立教大生殺害、容疑者不詳のまま書類送検…遺族「悔しいが永久に捜査は難しい」

東京都豊島区のJR山手線池袋駅ホームで1996年4月、立教大4年の小林悟さん(当時21歳)が男に突き飛ばされて転倒し、ホームに頭を打って死亡した事件で、警視庁は11日、容疑者不詳のまま殺人容疑で東京地検に書類送検した。捜査打ち切りを求める遺族の意向を受け、捜査に区切りをつけた。
警視庁は当初、傷害致死容疑で捜査したが、傷害致死罪の時効(当時7年)が迫った2003年に容疑を殺人に切り替えた。10年4月に殺人罪などの時効が撤廃されたが、小林さんの父、邦三郎さん(75)は「他の事件捜査に注力してほしい」と捜査終結を求めた。
邦三郎さんは11日、「犯人が捕まらないのは悔しいが、永久に捜査をするのは難しい。息子も納得してくれると思う」と話した。