カトリック長崎大司教区の司祭による性被害を訴えた長崎県内の女性信徒が、司教区トップの高見三明大司教(74)の発言で心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状が悪化し二次被害に遭ったとして、近く、同司教区に損害賠償を求める訴えを長崎地裁に起こすことが12日、関係者への取材で分かった。
訴えによると、女性は2018年5月に教会施設内で男性司祭に体を触られPTSDと診断された。19年8月、同司教区が司祭のわいせつ行為を認め、賠償金支払いで女性と合意。高見大司教が今年4月、女性について「『被害を受けたと思っている人』との表現が望ましい」と会議で発言したとしている。