【安倍“お友達ねぎらい”内閣を丸裸】
総務相・高市早苗(奈良2区・当選8回・58歳)
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「なぜ再入閣?」と多くの永田町関係者が首をかしげている。高市氏は2014年9月から17年8月まで、約3年間も総務相を務め、在職日数は歴代1位。在職中に「トンデモ発言」が物議を醸した問題大臣だった。
16年2月、テレビが政治的公平性を欠く放送を繰り返した場合、放送法4条違反を理由に「電波停止」を命じる可能性に国会で言及。「放送事業者への威嚇」と大バッシングを浴びた。
本人は17日、朝日新聞などの取材に「過去に電波を止めるといった発言をしたことはない」と断言。「現職大臣として、(電波停止を含む)電波法は100%適用されることは未来永劫ないという答弁ができなかった」と説明したが、いかにも苦しい。
「今回の改造は明確な『改憲シフト』。メディアへの介入も辞さない態度の高市氏を起用したのは、改憲の国会発議や国民投票を念頭に、意に沿わない報道機関を牽制する意図があるのではないか。また、注目を集める『NHKから国民を守る党』と対峙させるつもりとの見方もあります」(メディア関係者)
一方、単純に安倍首相の“お気に入り”だから入閣した、との見方もある。
「高市さんは安倍さんにロコツなまでにスリ寄ってきた。12年の自民党総裁選で、安倍さんの勝利が決まった瞬間、高市さんはすぐ隣で感涙したほどです。安倍さんも大のお気に入りです」(自民党関係者)
■「やりまくりだった」男性遍歴
●同僚議員と離婚
1961年、奈良市生まれ。神戸大経営学部卒。松下政経塾を経て、93年に無所属で初当選。新進党に参加後、96年に自民党入り。2004年に同僚の山本拓衆院議員と結婚したが、17年7月に離婚した。本人は離婚理由を「政治的スタンスの違い」と説明している。「仮面夫婦だった」と一部で報じられた。
●“肉食”エッセー
92年5月に刊行したエッセー「30歳のバースディ その朝、おんなの何かが変わる」(大和出版)が、前回の大臣就任後、話題に。プロローグで〈恋の話をいっぱい書くことにした〉と宣言し、数々の男性遍歴を紹介。〈お酒の思い出といえば、地中海で、海の見えるホテルの部屋で、飲みィのやりィのやりまくりだったときですね〉などと、“肉食”エピソードを披露していた。
「週刊新潮」9月26日号によると、高市氏は「関節リウマチ」という難病を患っており、以前は体を動かすのも困難な時期があったという。総務大臣の職責を果たすことができるのか。