新潟県の関越道では17日、大雪で多くの車が立ち往生し、車内で長時間足止めされた運転手らは疲れ切った表情を見せた。
六日町インターチェンジ(IC)(南魚沼市)では17日午後、立ち往生していた車の一部が一般道に降りていた。新潟市の男性トラック運転手(56)は近くの商業施設に車を止め、トラック仲間と疲労
困憊
( こんぱい ) した様子で「これからどうする」と相談していた。
男性は同日午前0時頃に新潟市を出発して埼玉県に向かった。午前4時頃に六日町ICの手前で車の流れが止まり、約11時間半、車内で待ち続けた。雪は時折激しく降り、周囲には数十センチほど積もったという。
県の災害派遣要請を受け、自衛隊員約100人が立ち往生している車に水やおにぎり、毛布、ガソリン、簡易トイレなどを配布。体調を確認し、消防に引き継ぐなどの活動を行った。
一方、群馬県などによると、みなかみ町の関越道谷川岳パーキングエリア―水上IC間でも下りで一時約350台が立ち往生、上りへのUターンを誘導した。
同町藤原地区では全国で今季初の積雪2メートル超を記録。同地区の男性(89)は「雪の重みでベランダのアルミ柵が曲がった。1日でこんなに雪が降ることはなかった」と困惑しながら雪かきをしていた。
首相 対応を指示
菅首相は17日、日本海側を中心とした大雪を受けて、自治体と緊密に連携して対応するよう関係閣僚に指示した。地元住民らに向けては、「交通障害や落雪、雪崩に十分警戒し、最新の気象情報に留意して対策を練っていただきたい」と注意を呼びかけた。首相官邸で開かれた関係閣僚会議で語った。