「全部やめてしまえ」と机を叩いて10分間叱責…県幹部「活を入れた」

部下の男性職員を一方的に

叱責
( しっせき ) するパワハラ行為があったとして、滋賀県は18日、本庁に勤務する部長級の男性幹部を減給10分の1(2か月)の懲戒処分にしたと発表した。
県によると、幹部は今年6月、職場で「全部やめてしまえ」などと声を荒らげ、机をたたきながら約10分間にわたり、男性職員を叱責するパワハラ行為をした。4月にも2回、周囲の職員が威圧感を感じるほどの大声で同じ男性を叱る不適切な言動があった。
男性が8月、別の上司に相談して発覚。男性は精神疾患で休んでいるという。県の調査に幹部は「活を入れたつもりだった。不用意な言動で職員の勤労意欲を減退させてしまった」と反省しているという。
県職員間のハラスメントを巡っては、県人事委員会の調査で、職員の24・1%が過去3年間に何らかの被害に遭ったと感じているとの結果が公表されたばかり。記者会見した江島宏治総務部長は「県政への信頼を失った」と陳謝し、年明けにも部長級以上を対象に研修を行う方針を示した。