上越地方を中心に記録的な大雪になった新潟県で10日午後、除雪作業中の事故が相次ぎ、3人が死亡した。いずれも1人で作業していた。新潟県は1人で作業をしないよう呼びかけている。
三条市長野では10日午後5時40分ごろ、会社員の酒井貞行さん(64)が自宅脇の通路で倒れているのを妻が発見、搬送後に死亡した。死因は内因死。三条署によると、酒井さんは自宅2階の屋根の除雪作業をしており、雪とともに転落したとみられる。
新潟市秋葉区鎌倉では10日午後4時ごろ、農業の米田静夫さん(84)が自宅玄関脇で雪に埋もれているのを妻が発見し、孫が110番。搬送後に死亡が確認された。秋葉署によると米田さんは1人で落雪に巻き込まれたとみられる。
上越市頸城区手島では10日午後5時半ごろ、無職の上野トシさん(87)が自宅付近で倒れているのを、同居する次男の妻が発見。搬送後に出血性ショックで死亡した。上野さんは手押し式の除雪機で玄関付近を除雪しており、足などに刃でかかれたような傷があった。上越署は除雪機に巻き込まれたとみている。
気象庁によると11日午前9時の新潟県内の積雪は、十日町市288センチ▽上越市高田249センチ▽長岡市141センチ▽新潟市秋葉区115センチ。【池田真由香】