自宅で入院待ちのコロナ患者死亡、非公表理由は「警察の検視対象、遺族希望せず」 京都知事

京都市で新型コロナウイルスに感染した80代の独居女性が昨年末、自宅で入院を待つ間に死亡した問題で、京都府の西脇隆俊知事は17日、待機中の死亡を公表しなかった理由を記者に問われ、警察の検視対象であったことや遺族が希望していないことを挙げた。
同日、京都経済センター(京都市下京区)で行われた記者会見の際に言及した。西脇知事は、「府民の命を守ることを最優先に取り組んできた中で痛恨の極み。遺族にお悔やみ申し上げる」と述べた。
また、西脇知事は、昨年12月31日に今回の事例の報告を受け、翌日に自宅療養中の感染者の健康確認を徹底するよう関係機関に指示したことを明らかにした。
門川大作市長もお悔やみの言葉を述べた後、「(今回の事例を)教訓として、府市と医療機関などが一体となって感染拡大防止や療養者の調整に全力を挙げていく」と強調した。
この問題は京都新聞が1月16日付朝刊で報じた。