電車が近づくJR青梅線の線路内に転落した男性を助けた、東京都青梅市西分町の押切孝蔵さん(78)と愛子さん(76)夫妻に21日、青梅消防署から感謝状が贈られた。
現場近くでヘアサロンを営む2人は昨年12月23日夜、線路沿いの道を散歩中、前を進んでいた自転車の男性がガードレールにぶつかって、130センチほど下の線路内に転落するのを目撃した。
男性は枕木の上に足を投げ出して倒れた状態で、現場に駆け寄った2人は男性に声をかけ、手を引っ張って道まで引き上げた。その際、そばの踏切の警報機が鳴り出し、孝蔵さんが緊急停止ボタンを押して電車を止め、110番通報をして助けを求めた。
感謝状を受け取った愛子さんは「無我夢中だった。私たちだけでなく、中学生ぐらいの男子2人も手伝ってくれた」と言い、孝蔵さんは「私の横を通り抜けた自転車が転落して驚いた。大きな事故にならなかったのはよかった」と話した。