「私はマスク拒否おじさん」 ピーチ機臨時着陸させた元大学職員を起訴 大阪地検

ピーチ・アビエーションの飛行機内でマスク着用を拒んで客室乗務員らとトラブルになり、臨時着陸させたとして、大阪地検は22日、元大学職員、奥野淳也容疑者(34)=茨城県取手市=を威力業務妨害と傷害、航空法違反の罪で起訴した。地検は認否を明らかにしていない。
奥野被告は、19日に大阪府警に逮捕された直後は容疑を否認。その後は「ピーチに乗ったことは事実だが、あとはブログを見てください」などと話し、認否を留保していた。捜査員がマスクの着用を求めても「私はマスク拒否おじさんだから」と拒み、取り調べ中も着けなかったという。
起訴状などによると、2020年9月7日午後、釧路空港から関西国際空港に向かう機内で女性客室乗務員(30代)の腕をひねって2週間のけがをさせ、大声で威圧するなどし、同機を新潟空港に臨時着陸させてピーチ社の業務を妨害したとされる。
奥野被告は乗務員から繰り返しマスクの着用を求められたが拒否し、他の乗客から批判されて激高。同機は約2時間遅れて関空に到着し、乗客約120人に影響した。
奥野被告が非常勤職員をしていた明治学院大(東京都)は、21日付で契約を解除した。【土田暁彦、安元久美子】