区職員の背中を3回突き刺し「市民に衝撃与えた」…男に懲役8年6月の判決

名古屋市名東区役所で男性職員が包丁で刺された事件の裁判員裁判で、名古屋地裁は26日、殺人未遂罪と銃刀法違反に問われた住居不定、無職立沢秀明被告(75)に、懲役8年6月(求刑・懲役12年)の判決を言い渡した。山田耕司裁判長は「いきなり凶行に及んでおり、強く非難されるべきだ」と述べた。
判決によると、立沢被告は昨年7月14日午前、同区役所で正当な理由がないのに包丁を携帯。さらに、被告の生活保護を担当していた職員が虚偽の説明をしていると思い込み、職員の背中を3回突き刺すなどして殺害しようとした。
山田裁判長は、区役所の開庁時間中の犯行だったことに触れ、「一般市民に与えた衝撃・恐怖や、生活保護行政に与えた影響も無視できない」と指摘した。