「3人を殺害、監禁致死」韓国籍の被告に2審も無期懲役

男性3人に対する殺人や逮捕監禁致死などの罪に問われた韓国籍の陳春根被告(49)の控訴審判決で、大阪高裁は28日、無期懲役(求刑・死刑)とした1審・神戸地裁姫路支部判決を支持し、双方の控訴を棄却した。
陳被告は数人と共謀し、2010年6月に元広告会社社長(当時50歳)と、11年2月には元暴力団組員(同37歳)の2人を殺害したほか、10年4月に別の元暴力団組員(同57歳)を監禁して死なせるなどしたとして起訴された。
7事件で計11の罪に問われており、1審の審理は裁判員裁判で過去最長の207日に及んだ。18年11月の判決は、10の罪について有罪とし、元広告会社社長に対する殺人罪は遺体が見つかっておらず、「殺害を裏付ける客観的証拠はない」として無罪とした。
控訴審で、検察側は改めて全ての罪が成立すると主張し、弁護側は1件の逮捕監禁罪以外は無罪だと反論していた。