発達した低気圧の影響で29日の北海道内は広い範囲で大荒れの天気となった。道教委によると、今年に入って最多となる小中高校など143校が臨時休校。交通機関にも影響し、午後6時10分時点でJR北海道は札幌―網走間など特急9本を含む83本を運休した。
新千歳空港でもトラブルがあった。午前11時15分ごろ、仙台空港発の日本航空2903便が着陸後、雪による視界不良で誘導路を逸脱し、滑走路脇に誤って入り込んだ。乗客乗員32人にけがはなかった。空港を運営する北海道エアポートによると約1時間半、滑走路を閉鎖。天気の影響を含め、午後6時までに47便が欠航した。
札幌管区気象台によると29日午後5時までの24時間降雪量は広尾町47センチ▽えりも町45センチ、最大瞬間風速はえりも町襟裳岬30・5メートル▽真狩村30・1メートルなど。30日にかけて日本海側南部や太平洋側西部を中心に荒天が続く見込み。気象台は猛吹雪や吹きだまりによる交通障害などに注意を呼びかけている。【土谷純一】