「預金が減少」顧客の相談で発覚…農協職員、計950万円を横領・流用

花巻農協(岩手県花巻市)は29日、遠野支店で金融商品の販売を担当していた20代の男性職員が、顧客の定期預金計950万円を横領や流用していたと発表した。
同農協によると、男性職員は昨年9~11月、遠野市の顧客7人の定期預金を不正に解約し、約550万円を横領したり、4回にわたり約400万円を流用したりしていた。預金額が少なくなっているのを不審に思った顧客が、今月15日来店して相談したことから、事実が発覚した。
男性職員は、2019年11月に始めた投機的取引の資金を得ようとしたという。横領した550万円は男性の家族が弁済し、流用した400万円は本人が口座に戻した。
同農協の伊藤清孝組合長は「コンプライアンス態勢を見直し、このような不祥事を起こさないように、役職員一丸となって取り組んでまいります」などとするコメントを出した。
同農協では、14年に大槌支店の支店長代理が7830万円を着服したことが発覚するなど、不祥事が続いていた。