埼玉の11人、英国由来の変異株感染 うち10人は同施設で感染か

埼玉県は5日、同県内の10歳未満~60代の男女11人について、英国由来の新型コロナウイルスの変異株に感染していたと発表した。いずれも英国の滞在歴はなかった。このうち10歳未満の男女6人を含む10人は、10歳未満の子どもが通う同じ施設の関係者で、県は変異株の集団感染が発生したとみて調べている。
県によると、同じ施設の10人は、これまで変異株の感染が判明している人とのつながりは確認されていない。施設関係者や家族に濃厚接触者が計61人おり、県は順次検査を進めている。残る1人は30代女性で、既に県内で感染が判明している30代男性の同居家族だった。11人はいずれも軽症か無症状で、軽症者は1月下旬に発症した。
厚生労働省は同一施設内で変異株のクラスター(感染者集団)が発生したとみているが、県内で広く市中感染が起きている証拠はないとの認識を示した。また、1月に埼玉の職場を通じて変異株のクラスターが判明したケースとは直接的なつながりはないとみている。【平本絢子、林奈緒美】