コロナ対策のスマホ向け接触確認アプリ「COCOA(ココア)」について、利用者の約3割が使うアンドロイド版で昨年9月28日以降、陽性者との接触通知が届かない不具合が起きていた。大失態としかいいようがないが、4カ月以上も不具合が放置された背景には根本的な問題がある。
田村憲久厚生労働相は3日、「大変なご迷惑をおかけし、信頼を損ねた」と謝罪した。アンドロイド端末アプリは約770万件ダウンロードされたが、年末から年始にかけて「(感染者と)接触があったのに通知が来なかった」という報告が相次いだ。不具合解消は2月中旬になる見込み。
COCOAは検査で陽性と判明した人が自ら「処理番号」を入力する必要がある。国内の累計感染者は約40万人だが、陽性登録は1万人超にとどまる。不具合が解消しても、事実上機能しない状態は続きそうだ。