橋下徹氏、政治家はウケを狙うスピーチは「やめた方がいい。お笑いのプロの方に研修を受けないと」

元大阪府知事の橋下徹氏が15日、TBS系「グッとラック!」(月~金曜・午前8時)にリモートで生出演した。
番組では、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞意を表明したことを報じた。辞任を発表する前に川淵三郎氏へ後継指名したことが明らかになり、一転して辞退し、後任は白紙となっている。
橋下氏は、政治家がスピーチをする際に「ウケを狙おうとしてしまう」と心境を明かした上で、「(お笑いの)素人です。僕もそうですけど、お笑いは本当にプロの技術が必要なのですが、素人が調子に乗ってやってしまう」と話した。
「僕も含めて政治家の(スピーチの)パターンがあって、目の前の人を持ち上げるために、一般論として他の人を下げて目の前の人を持ち上げる」のがよく使われるパターンだとして、「政治家は今後、お笑いのプロの方にちょっと研修を受けないといけないです。下げて持ち上げる、これは政治家はやめた方がいい。僕も反省です。ほとんどの政治家がこのパターンでやるんですよ」と今後は違うスピーチの仕方を模索していく必要性があるとした。