滋賀県栗東市と茨城県
美浦
( みほ ) 村にある日本中央競馬会(JRA)のトレーニングセンターで働く調教助手と
厩務
( きゅうむ ) 員らが、新型コロナウイルスの影響で収入が減った個人事業主らを国が支援する持続化給付金を不正受給した疑いがあることがわかった。受給者は100人以上に上るとの証言もあり、総額が1億円以上となる可能性がある。
JRAは17日、所管する農林水産省から指示を受け、日本調教師会とともに調査を進める。調教助手と厩務員は各厩舎に所属して調教師に雇われており、毎月の基本給と、担当する馬がレースで稼いだ賞金の一部を受け取る。関係者によると、コロナの影響で報酬が減ったと申請し、給付金を得ていたとみられる。しかし、中央競馬は昨年、年間のレース数は過去最多で賞金の減額はなかった。事態を把握した日本調教師会関西本部は昨年11月、調教師を介し、受給者に返還を求めていた。